逃げない
(2007/05/05撮影)
2007年後半のスタートです。
「東京湾岸のねこたち」も4会場が終了しました。
「今は、写真展何処でやってんの?」
最近、たまにしか会えない人との最初に交わす言葉です。
この2週間位は、アフター5に積極的に写真展巡りをして色んなジャンルの写真を沢山見ました。 やっぱりシンプルで、ストレートな写真が一番ココロに響くと思いました。 そして、最近はそういう写真展が多いな~とも思いました。
写真って、撮った時の軽さが出てしまう。たまにそういう写真展に当たると、自分も気を付けないとな~って思う。前にも書いたけど、「捨身:シャシン」になっちゃうからネ。
私自身、カメラマニアであった時期が長く、ただシャッターを押してただけの時期も長かった。 今でも本質なんて全く見えてない。 だからこそ、幼稚な写真論ですけど、備忘録として書くことによって、皆さんと一緒に成長出来たらいいなと思って書いてます。
今日は、バテぎみなんで皆さんのサイト巡りをして、友人から送ってもらった平岡コーヒーのブルマン飲みながらまったりしてます。簡潔で気の利いたメッセージを書いたり出来ないんで、いつもコメント残さず帰ってきてしまってます事、お許し下さいネ。 (ランキングは、いつももポチッとしてますから!)
多くのサイトさんが「WANGAN NEKO」に刺激を受け、トリビュート作品を発表してくれてます。 本当に嬉しいです。 オリジナルを超えて行く日も遠くないでしょう。
本来、創作活動ってそうあるべきだと思う。 過去の歴史が物語っているように。 私の写真だって、過去に見てきた膨大な作品(写真に限らず)のオマージュに過ぎないんだから。
これからも、私が見て、感じたイメージを発信して行きたいと思ってます。
少し、風が動き始めました。
そろそろ出かけます。
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コメント
Hoshinoさんの意見に同感です。
歴史上名を残す芸術家でも、ほとんどが他人の模写からはじめていますし、名が通ってからも他人から影響を受けていることは間違いない事実です。
多くを模写するうちに、消化し融合し自分の色がついてゆき高めてゆくことができると私は感じています。
もちろん、かたちだけではただの猿真似だと思いますが...
ではまた。
投稿: 蔵人 | 2007年7月 1日 (日) 14時34分
僕は夜にネコを撮る意識が全くありませんでした。星野さんの写真を拝見させてもらって「あっそうか!!」って気付いたんです(この辺からもう創造力ありませんね・・・^^;)この前鞆の浦へ行き早速撮ってみました。なんだか自分の中で新しい発見があり、少し自分の写真に幅が出来たようで嬉しかったです。本当にいい刺激を与えて下さる星野さんには感謝、感謝です。これからも少しづつ少しづつ進化できればと思います(^^)
投稿: Taka | 2007年7月 1日 (日) 19時36分
蔵人さん、こんばんは。
今の写真ブログの多くは、アラーキーさん、星野道夫さん、藤原新也さんの口語調の語りの模倣が多いと思う。 知らず知らずの内に似てしまうのは仕方ない。 影響力の大きい作家さんだから。 ただ、いつまで真似しててもダメ。 本家にはかないっこ無いから。
写真の面白いところは、模倣すればするほど自分の作品になって行くところ。 だって、みんな自分があるはずだから。
私は常に生の写真展を見るようにしてる。銀座には、無料でヒントが転がってる。東京に住んでる唯一のメリットだと思う。
投稿: Hoshino | 2007年7月 2日 (月) 00時41分
Takaさん、こんばんは。
篠山紀信さんや、広田尚敬さんなど、その道を切り開いてきた作家さんたちは、いち早くデジタルと夜景の相性の良さに気付き、意欲的な作品を発表しました。風景写真では、フィルム時代から夜も撮るのが当たり前でした。スナップだってそうですよね。だから、むしろ猫写真(ジャンル的にはスナップ写真だと思ってる)で夜景が無いのが不思議だった。
これからも、小さいけれど波紋を投げかけていきたいと思ってます。何か、少しでも皆さんのヒントになれば幸いです。
自分を空っぽにすることで、また次のイメージって湧いて来るんですよネ。
投稿: Hoshino | 2007年7月 2日 (月) 01時01分