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2008年3月11日 (火)

相変わらず

Imgs2570

日曜日の午後から月曜日の早朝にかけて、東京湾は大荒れの天気でしたネ。

私は最近、暗中模索中です。 当然だけど、どうしても自分のスキな距離感やシチュエーションばかり撮っちゃう。 頭ではあれこれ考えるんだけど、、、

この3日間も、ただ撮るだけじゃ何か違和感を感じてしまって、、、殆んどシャッターを切らずに海をぼんやり見たりしてました。

久々に浅井慎平さんの写真が常時展示されてる「海岸美術館」に行ってきました。

今回、蔵書を拝見して、恥ずかしながら浅井さんが猫の写真集を出されてた事を初めて知りました。

1986年発行の「猫たちよ!」です。

背景を大きくボカした世界中の猫達のポートレイトの写真は、その後の多くの「猫の写真」に多大な影響を与えたんじゃないかなって思った。 ポップなスナップショットの巨匠にとって「猫の写真」はたまたま写した物なんだろうけどネ。 

そういえば標準~中望遠レンズで絞りを開けて撮るスタイルって、昔からあったんだなって当たり前の事に気が付いた。 ズーム全盛の今じゃ「明るい単焦点レンズ」って特殊なレンズになっちゃったけどネ。

帰り道、雨上がりの漁港に立ち寄ると、出来たばかりの水溜りの水を美味そうに飲む猫がいました。 やっぱり、また同じ様な写真を撮っている自分に少し苦笑。 (いつもより少しだけ背景のボケが大きいかな、、、) まぁ、いいか。 

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コメント

ひさしぶりにおじゃまします。
これだけ猫の写真が溢れている現状では、どんなシーンを撮っても
デジャブ感を完全に払拭できないのはしかたない気がします。
苦労や工夫をしても、上手か下手かといった違いしか出ないような。

先日新美敬子さんの写真展を見てきたんですが、彼女の猫写真はテーマが
なんでもありなので、hoshinoさんのようにテーマを絞って撮っている人より
楽かもしれないと思いました。
新美さんの猫は可愛いだけのペットではないけど、かといって野良猫でもなく、
まあ、一般の人に広く好まれる猫写真ですね。
プロでやっていける理由もそこらあたりにあるのだろうし、
長く撮り続けられるのもテーマが広い(批判的にいうと散漫な)ためでしょう。

hoshinoさんのようにテーマが必ずしも一般的でなく、テーマを絞って撮っているカメラマンは、
例えば組み写真や、同じ猫を一年間追っかけて、「フォトエッセイ」として
物語で見せる方法もひとつあるのではないかと思ったりします
(家猫と違って撮影が大変ですが)。

そうした見せ方を嫌う人も少なくないので、単なる個人的な思いつきということで…。
それではまた。

投稿: 土佐の酔鯨 | 2008年3月11日 (火) 11時32分

土佐の酔鯨さま、こんばんは。

いつも「カメラ的日乗」拝見させて頂いてるんで久しぶりって感じじゃないのがネット社会の不思議なところですね。

実は、2月から毎週待末同じ場所に通い詰めてます。基本的に同じ場所に3ヶ月は通い詰めるのが習慣なんですが、今回はいつもとは少し違いそうな予感がしてます。
恐らくここに1年は通う事になるでしょう。
だから、頂いたコメントの「>フォトエッセイとして物語で見せる」って部分に凄く驚きました。

それだったら何の悩みも無いじゃないって思われるでしょう。じつは、このコダワリこそがアマチュアにとって最大の「迷い」を生むんです。

第一に、その場所の猫達と顔見知りになる事による緊張感の欠如。「えっ」て思うかも知れませんが、猫と親しくなっちゃうと「猫の気高さ」が写んないんです。普通は逆に「もっと近くで」考えるんでしょうけどネ。だから年間を通して撮る事による「演出的な写真」を自分が先ず受け入れなければいけない。実はこの3年間一度も克服出来なかったんだけど、、、

第二に、「猫写以外に興味が移っちゃう」不安。
土佐の酔鯨さんに見抜かれてる通り、私はかなりピンポイントテーマにこだわっちゃうんです。 今、ある場所で暮らす猫達をとりまく「おじさん達」に、もの凄く魅力を感じています。このまま通い詰めたら多分「東京湾岸に生きる男達」になっちゃうんじゃないかって不安で、、、

「一般的な猫写真」には全く関心がありませんし、その業界も私の写真には全く「金銭的価値」を感じないでしょう。私は、私の撮りたい写真以外は幾らお金を貰っても撮りたくありませんからそれでイイんです。私が撮りたいのは「猫写真」じゃ無くて、猫が写ってる「写真」ですから。

今回の土佐の酔鯨さんの「おもいつき」は、そんな写真が見たいって「お墨付き」と勝手に解釈させて頂きました。
背中をポンと押された気がします。
ありがとうございます。

投稿: Hoshino | 2008年3月11日 (火) 23時41分

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