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2008年5月 9日 (金)

本能、、、縄張り

Imgh0495

「ヴゥー ヴゥー」

お互いの力量が拮抗してる場合、彼らは目を合わせず唸り合う。

もし目が合ってしまえば、お互い致命的な怪我をする事になるだろう。2人の顔や耳に刻まれた深い傷が、歴戦を物語ってる。

♂猫に生まれた性。 野良同士お互い仲良くなんて、そんな人間みたいな生温い感情は、原始のDNAが許さない。

無駄な殺生はしたくないし、自分が怪我をするのもイヤ。だから、ひたすら目をそらして唸り合う。出来ればこのまますれ違いたい。これも「生きる」為には必要なかけ引きなんだ。

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真冬の寒い夕方、丸まってひたすら眠ってた君を初めて見た時、もう2度と会えないんじゃないかと思ったよ。 それほどに華奢で壊れそうだった君。

捨てられた頃の君は、あまりにもあどけなくて、何をやっても許されてたんだ。

それなのに、、、

向こうの水揚げ場で、君は落ちてる魚を拾って食べてたね。

その姿を見た瞬間、胸が締め付けられたんだよ。

お腹が空いて可哀そう? そんな生温い感情じゃないんだ。

だってそこは、あの「黒」「黒白」の2匹のボス猫がお互い縄張りを主張する最高の場所なんだ。 もうすっかり♂になった君が無意識にやってしまったマーキング行動。 それをたどって彼らが君の居場所を突き止め仕返しに来るのは明白だから悲しかった。 遂にその時が来ちゃったんだなって。

「雨風も防げるし、ゴハンもあるじゃないか。シメシメ!」

喉元にもらった相当深い傷の理由を、君もそろそろ理解しないと。

「黒白」が此処に居座ると決めた以上、もう君はこの場所から出て行くしかない。そうじゃなきゃ、本気であの憎たらしい「黒白」に殺されちゃうからね。

生きてく為には、本気でやり合う。それが♂に生まれた性なんだけど、、、猫が猫に殺されるなんて、、、本能って時に残酷だけど、それでも生きて行く為には必要なんだろうな。

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