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2008年8月14日 (木)

言葉のチカラ

861

「東京街猫録」より引用:「四季を通して外で過ごさなくてはならない現実は、幼い猫にはあまりにも厳しい。強い者が生き残り、そうでない者は力尽きる過酷な世界といえる。」

ペットライフ社 「猫生活」 2008年9月号 太田威重さんの記事の一部です。おとぎ話みたいな虚飾の記事が多い中、太田さんのように現実を直視した記事を書ける作家さんは凄いなって思います。

岩合さんの写真集「おきて」を思い出しました。

「ライオンの♂が♀をめぐってライオンの♂を殺す写真」を世界で初めて撮影したあの岩合さんが、写真集の後書きの中で 「泥にはまって身動きできない衰弱したヌーの子供を助けてしまった自分の行為は、明らかに自然に対するルール違反だった」と後悔しているんです。当時(30年前)としては、衝撃的な考え方だったと思います。

もし、僕だったらどうするだろうか、、、 

多分、いや、間違いなく批判を恐れて、太田さんや岩合さんの様な記事は絶対に書けないだろうと思う。 「なんで車のクラクションを鳴らして2対1でやられてる♂ライオンを助けなかったんだ!ただ珍しい写真が撮りたかっただけだろう!」とか言われちゃうだろうしネ。真実を追究し続ける者にしか会得出来ない強さが、その道を極めた巨匠にはあるんだろうな。 

ありふれた記事じゃザッと読み流しちゃうんだろうけど、、、強い信念に裏付けされた言葉には「言霊」が宿り、だから強いメッセージを伝える事が出来るんだと思いました。

(昨日UPした「Album29」ですが、一部内容を変更しました。ご好評頂きました「No、870 花火と猫の写真」は削除の上、別のカットと差し替えさせて頂きました。 公開中に当該カットをご覧になられた方々、ご了承下さいネ。) 

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コメント

そう、言葉ってすごいですよね。映像を見ても、動画を見ても、そこに実際に言葉がなければ何も伝わらなかったりするし、でも、映像って大切ですけどね、とても。ただ、言葉のインパクトには遠く及ばないですよね。人の感情に直接訴えるというか、そういう力がありますよね。同感です。

「ピトピトぴっとん」のピトパパです。最近ブログ復活しました。また良かったら覗きにでも来て下さい。たいした写真はないかもしれませんけど(笑)

投稿: ピトパパ | 2008年8月15日 (金) 16時45分

ピトパパさま こんばんは。
お久しぶりです。

文字って、「言葉」にした瞬間から一人歩きを始めるんですよ。 写真も実は同じなんです。 時には凶器にも成り得るし、時には人の生き様さえも変えてしまう良薬になる。

僕の場合は、先ず写真を撮って、その写真から「言葉」が浮かぶんです。だからその文章はとても不安定なんです。

いわゆる巨匠になると、多分「言葉」が先で、映像が後なんじゃないかなって思います。だからその文章にブレが無いんですよ。

exblogって、見てくれる方が多い反面、スパムの標的にされやすいんですよね。
都度報告したりとかのマイナスの作業が面倒ですが、待ってる人達がいる以上、これからも続けて下さいネ。

投稿: Hoshino | 2008年8月15日 (金) 23時50分

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