2025年7月28日 (月)

写真展終了しました。

LIFE」~東京湾岸に生きる猫たちの記憶~」

 

2週間の会期を無事終え閉幕致しました。ご来場いただきました皆様、
ご来場叶わず写真集をお買い求めいただきました皆様、ありがとうございました。

アートディレクターの三村漢氏による流れるような構成による星野の世界観は、作家の私自身とても新鮮でした。
先入観なくご来場された方が多いのがメーカーギャラリーの良いところであり怖いところでもありますが、
多くの方に伝わったと強く思った写真展でした。
メインビジュアル~写真集までデザインしてくださいました三村さん、ありがとうございました。

ギャラリーをご提供頂きましたOMシステムの皆様、ギャラリー担当の本橋様、
おかげさまで2週間とても気持ちよく楽しく過ごすことが出来ました。
夫婦共々すっかりOMデジタルカメラのファンになりました。またいつか、このスペースで写真展が出来るよう、
明日からまた作品作りに励もう!そんな気持ちになりました。ありがとうございました。

そして、今回の写真展の公募に出すきっかけを作ってくれて、
最後までサポートしてくれたサトウミキさん、teruさん、星野晴美さん、ありがとうございました。
おかげさまで「猫写真界」に一つの「標」を残すことが出来たと思います。

最後に、写真展は終了しましたが、本展示用に作成した写真集は継続してネットショップにて販売させて頂きます。
写真展展示作品の多くを収蔵、逆に写真集にしかない作品もあります。
手に取って、紙をめくりながら、何度も繰り返し見て頂ける「もう一つの写真展」です。
採算度返しでクオリティにこだわったアーカイブ写真集、宜しくお願い致します。

ショップ「BASE 写真家星野俊光」

https://hoshinoneko.base.shop/

※メッセンジャー等、星野の連絡先をご存じの方は直接ご用命ください※

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2025年6月 6日 (金)

LIFE ~東京湾岸に生きる猫たちの記憶~ 星野俊光写真展

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ずいぶん前から、街中で野良犬を見かけなくなりました。

そして今、街の風景から野良猫の姿も消えつつあります。

埋め立てによって生まれた、東京23区内の無人島「○○島」。
賑わいを失った海沿いの公園や遊歩道、生活漁港、奇跡的に残された自然海岸――。
東京湾岸には、目には見えない境界線で区切られた、“隙間”のような場所が点在しています。

そんな、人の関心が届きにくい場所だからこそ、猫たちは人知れず、ひっそりと暮らしていけるのです。

彼らは、自らの意思でこの場所に来たわけではありません。
飼い猫の“半分”ともいえる人生を、ここで生き、ここで育み、やがて静かに姿を消していきます。

野良猫は野生動物では無いので人の助けがなければ、生き延びることはできません。
人家の無い海辺の環境はとても過酷ですが、彼らはただ「今日を生き抜くこと」だけを考え、そして今日も、あの人の気配をじっと待ち続けています。

人間の都合に翻弄されながらも、短い一生を懸命に生きるその姿を、「記録」ではなく「記憶」として残したい――。そう強く思い、私は東京湾岸で20年にわたり、猫たちを撮り続けてきました。

 

主なロケ地東京都 江東区・品川区・大田区 / 千葉県 富津市

■会期 2025年7月17日(木)~7月28日(月)

OMシステムギャラリー 写真展情報


■ギャラリートーク
 2025年7月19日 16:30~17:15
 写真展DM、写真展レイアウト、写真集「LIFE」のディレクションをお願いしました、
 アートディレクター三村漢さんをゲストに迎え、ギャラリーラウンド形式で作品・写真集のお話をさせて頂きます。※予約不要・無料

■写真集
 本写真展開催にあわせて制作しました写真集を、ギャラリーで販売します。
 アートディレクション 三村漢氏

■出展作品数 A2変形サイズ  60点

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2025年5月20日 (火)

LIFE ~東京湾岸に生きる猫たちの記憶~【写真展 : 001】

ギャラリーの公募審査用に(猫写真で)応募したのは7年ぶりだろうか。

気の置けない仲間とマグロ食べ放題の居酒屋で終電まで語り合い。
猫の写真について、写真展について、あーでもない。こーでもない。

それならばいっそのこと、
お互いにそれぞれの立ち位置と成果をしっかりと確認してみよう!

『そうだ、メーカーギャラリーの公募に出そう!』

私の場合は、締め切りまでもう2週間だったので、ヨドバシ.comで用紙とインクを急ぎしこたま買い込み。
ブックが完成したのが2024年9月29日で、そのまま宅急便で送って締め切りの9月30日に滑り込みセーフ(苦笑)

意外に結果は早く出ました。
3週間後に「写真展を開催していただくことになりました」とあっさりとした内容のメールが来て。

猫写真を撮り始めたのが2005年、活動20年の節目に
初めて使ったカメラ(フィルム)「OM-1」のメーカーの流れをくむ、新装オープンして10年の節目のギャラリーで個展。
感謝デス。

尚、あの時マグロを食べながら呑み交わした友人も、有言実行で2025年9月に
某カメラメーカーギャラリーでの個展開催が決まりました。

嬉しさ2倍!ありがとう!

〈つづく〉


 

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FUJIFILM GFX100+GF80mmF1.7 R 
1/45sec  f/1.7  ISO6400  FUJIFILM X RAW STUDIO








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2025年2月17日 (月)

ねこ写真展@CP+2025

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ねこ写真展 @ CP+2025
~愛しき猫たちのキロク・キオク~

 

日本全国から集まった猫写真家がそれぞれの個性で捉えた、他ではなかなか見られないシーン満載の「ねこ写真展」を開催!
ディレクションはCP+2024でも指揮をとった、写真家星野俊光さんです。
たくさんのファンに向けて、パワーアップしたねこ写真を展示します

猫好きにはたまらないキュートなフォトを堪能してください

 

詳しくはこちら↓
cpplus.jp/off-highlight/


CP+公式X より。


※「ねこ写真展」へのご来場にはCP+の公式ウェブサイトより来場者事前登録が必要です。
事前登録で入場無料となります。ウェブサイト https://www.cpplus.jp/

◆場所:CP+2025 会場内(パシフィコ横浜展示ホール)
◆会期:2025年2月27日(木)~ 3月2日(日)
◆開場時間10:00~18:00 最終日のみ17:00まで
 ※2月27日(木)のみ、12:00まではプレス・VIP招待者の入場時間帯となります。
 一般来場者の方は12:00〜18:00の間にご来場いただけます。

■出展者名■
あらいわかこ、池口正和、池野武志、イチノセキ サユリ、いこねこ、石井尚顕、岡崎王子asネッコハンター
岡崎リョウタ、沖昌之、小野一俊、行天琴美、熊谷忠浩、蔵人、くりはらまさゆき、河井蓬、
国華山高龍寺 守永辰良、さくらもえぎ、サトウミキ、島村恵美、田川和彦、簡佩玲、土肥美帆、
利根川キヨシ、猫折れ、猫田晃広、寝子、はにぶちひろあき、ふかがわゆうこ、星野俊光、洞澤由佳、
山本正義、町田奈穂、松江昭子、松本伸夫、やすえひでのり、柳沢諏訪郎、吉田優、吉田裕吏洋、
米山真人、amiriishicokurokasimabossnekotantanteru

 

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2024年12月 9日 (月)

『Life ~東京湾岸に生きる猫たちの記憶~』

2025年7月に自身7回目となるメーカーギャラリーでの個展開催が内定しました。

会場はOMシステムギャラリーになります。

東京湾岸に生きる猫たちにテーマを絞り撮影して20年の節目の写真展。
慢心せず、ブレず、ひた向きに一本の細い「路」を歩いてきました。
どうそ宜しくお願い致します。

まだまだ「長い旅」が続きそうです。

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2024年12月 8日 (日)

「ねこ写真展@CP+2025」開催します。

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CP+2024に引き続き、来年もCP+2025のメイン会場内で公式写真展として「ねこ写真展」を開催します。

ねこ写真展@cp+2025  ~愛しき猫たちのキロク・キオク~

■会期:2025年2月27日~3月2日
■会場:パシフィコ横浜 CP+2025 メイン会場内
■公式HP:https://www.cpplus.jp/off-highlight/off-highlight02.html
■写真展Facebookページ:https://www.facebook.com/cp2024neko
日本全国から集まった猫写真家がそれぞれの個性で捉えた、他ではなかなか見られないシーン満載の「ねこ写真展」。
ディレクションはCP+2024でも指揮をとった、写真家星野俊光氏。たくさんのファンに向けて、パワーアップした ねこ写真を展示します。
猫好きにはたまらないキュートなフォトを堪能してください。

■出展者名■
あらいわかこ、池口正和、池野武志、イチノセキ サユリ、いこねこ、石井尚顕、岡崎王子asネッコハンター
岡崎リョウタ、沖昌之、小野一俊、行天琴美、熊谷忠浩、蔵人、くりはらまさゆき、河井蓬、
国華山高龍寺 守永辰良、さくらもえぎ、サトウミキ、島村恵美、田川和彦、簡佩玲、土肥美帆、
利根川キヨシ、猫折れ、猫田晃広、寝子、はにぶちひろあき、ふかがわゆうこ、星野俊光、洞澤由佳、
山本正義、町田奈穂、松江昭子、松本伸夫、やすえひでのり、柳沢諏訪郎、吉田優、吉田裕吏洋、
米山真人、amiriishicokurokasimabossnekotantanteru
※2024年12月10日現在※




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2024年6月24日 (月)

個展・合同写真展のご案内



富士フォトギャラリー銀座の全フロア―を3つの猫写真展がジャック!猫の写真で埋め尽くします。

カワイイ、オモシロい、カッコいい、ステキ、グッとくる。
14人の猫写真家がそれぞれの視点で捉えた作品が銀座の富士フォトギャラリーに集結。
他の猫写真とは一味違う、見ごたえのある写真展です。
出展者による、オリジナル写真集やグッズの販売もあります。
会場:富士フォトギャラリー 銀座 

スペース1  星野俊光 写真展「東京湾岸のねこたち」~The last chapter~
スペース2  Japan Stray Cats Photographers 写真展 4th in 銀座 
スペース3  町田奈穂 写真展 「Life is better with a cat」
スペース0  1~3の3つの写真展でシェア

会期:2024年8月30日(金)~9月05日(木)
時間:平日10:30~19:00(最終日9/5のみ~14:00)
   土日11:00~17:00



 

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東京湾岸で暮らす猫たちをテーマに撮影して19年。

地方の漁港や、島の猫のように、注目されることもなく、写真を撮られることもなく
都会の片隅で、人々の営みの隙間で、人知れず生きた猫たち。

そんな彼らが生きた証を記録ではなく「記憶」に留めたいという思いで
人生の1/3をかけて撮影をしてきました。

近年、人と猫との関わり方は大きく変わり、『猫は完全に室内で飼う』時代に。
「東京湾岸」で新たな猫たちの物語を紡ぐことは環境的に不可能になりました。

「東京湾岸のねこたち」~Thr last chapter~~

本展は、過去6回開催した個展での未発表作品と近作で構成した
「東京湾岸のねこたち」シリーズ写真展の”最終章”になります。

Facebook https://www.facebook.com/toshimitsu.hoshino/


■スペース2:Japan Stray Cats Photographers 写真展 4th in 銀座

全国各地から集まった11名のメンバーによる「地域で暮らす猫」をメインテーマとした写真展。
いつの時代も人々を魅了してやまない普遍的な被写体「猫」を、
各作家独自の視点やテーマで捉えた単にカワイイだけではない、ストーリー性の高い写真展を展開します。

JSCP(Japan Stary Cat Photographers)は、全国各地から結集した12名のメンバーで構成する
外に暮らす猫をメインモチーフとした写真作家グループです。

Facebook ページ https://www.facebook.com/JpnStrayCatsPH






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■スペース3:町田 奈穂 写真展 「Life is better with a cat」

私は旅をする。
その地域に住む、猫と人の間にある温もりを感じながら。
猫たちの何気ない仕草、漂う空気感、たくさんの愛おしい瞬間...
猫は日常に彩を添え、その場を特別な景色に変えてしまうのだ。


instagram: https://www.instagram.com/cat_serenade





同時期に近隣で猫写真展が開催されます。

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  第150回公募企画展/ねこ vol.16
  会期:2024年8月31日〜9月8日(会期中無休)
★都内某所
 ※情報公開までお待ちください



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2024年6月23日 (日)

東京湾岸のねこたち archive.0018

2024.06.22

東京の片隅に潜む。

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EOS R5 + RF85mmF2 ISO8000 1/20sec f/2

 

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2024年6月21日 (金)

東京湾岸のねこたち archive.0017

2024.06.09

孤高。

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EOS R5 + RF70-200mmf2.8LIS

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2024年6月20日 (木)

東京湾岸のねこたち archive.0016

2022.09.11

高架下

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FUJI GFX100 + GF110mmF2 ISO6400 1/50sec f/2

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2024年6月16日 (日)

東京湾岸のねこたち archive.0015

2021.06.08

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コンテナふ頭の近くに幾つもの忘れ去られた公園があり
そして、たくさんの猫たちがひっそりと暮らしていた。

たった3年前。
遠い遠い記憶の彼方へ。

EOS R5 + RF85mmF1.2L ISO800 1/200sec f/1.2


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2023年10月27日 (金)

東京湾岸のねこたち archive.0014

撮影:2006年8月

Canon EOS 5D + EF70-200mmF2.8L IS

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2023年10月26日 (木)

東京湾岸のねこたち archive.0013

撮影:2006年8月

Canon EOS 5D + EF70-200mmF2.8L IS

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2023年10月25日 (水)

東京湾岸のねこたち archive.0012

撮影:2006年9月

Canon EOS 5D + EF35mmF1.4L

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2023年10月24日 (火)

東京湾岸のねこたち archive.0011

撮影:2006年8月

Canon EOS 5D + EF70-200mmF2.8L IS

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2023年10月23日 (月)

東京湾岸のねこたち archive.0010

撮影:2007年10月

Canon EOS-1D Mark III + EF70-200mmF2.8L IS 1/10sec f/2.8 ISO1000

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2023年10月22日 (日)

東京湾岸のねこたち archive.0008/0009

埋め立て地の資材置き場にて。

撮影:2005年10月


Canon EOS 5D + EF70-200mmF2.8L  1/125sec  f/2.8  ISO400

Img_0264-20051002

 

Canon EOS 20D + EF70-200mmF2.8L   1/125sec  f/5.6  ISO100
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衝撃的なデビューを果たした、キヤノンEOS 5D購入後の初撮り写真。
1280万画素、常用ISO感度100~1600、でも凄い!と言われた時代。
私的にはISO800が常用の上限と判断していたので、まだまだ夜猫の領域を開拓できずにいた。

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2023年10月21日 (土)

東京湾岸のねこたち archive.0004~0007

撮影:2008年10月

Canon EOS-1Ds Mark III + EF200mmF2L  2.5sec f/2.0 ISO200

Imgs3599-20081012

 

Canon EOS-1Ds Mark III + EF135mmF2L  1/4sec f/2.0 ISO200

Imgs3500-20081012

 

 

Canon EOS-1Ds Mark III + EF200mmF2L  1/5sec f/2.0 ISO320

Imgs3522-20081012

 

Canon EOS-1Ds Mark III + EF200mmF2L  0.8sec f/2.0 ISO200

Imgs3595-20081012

 

Canon EOS-1Ds Mark III 時代。
EOS-1Dシリーズで一番好きだったカメラだった。

この河川敷まで自宅から25分ほど。ひたすら通い詰め、
後に開催することになる写真展「光の中で~東京湾岸のねこたち」(2010年開催)のベースとなる作品を多く得た。

エプサイトギャラリー公募展・epSITE Gallery Award

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2023年10月20日 (金)

東京湾岸のねこたち archive.0003

撮影:2005年10月

Canon EOS 5D + EF24mmF1.4L  0.6sec f/4  ISO800

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2023年10月19日 (木)

東京湾岸のねこたち archive.0002

写真展「東京湾岸の猫たち」@キヤノンギャラリー銀座(2010年)で展示した作品のアザーカット。

漁師たちに「マリ」と呼ばれていた母猫は賢く、
その子供たちを波打ち際に連れ出しては、漂着した魚を見つける知恵と勇気を教えていた。
東京湾岸に奇跡的に残った自然の砂浜で、人知れず繰り返されていた奇跡の光景です。

撮影:2009年10月
Canon EOS-1D Mark III + EF35mmF1.4L  0.6sec f/1.8 ISO1600

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